駅前、地下鉄駅前、あとは人が集まる所にオレンジ色のベストを身に着けている販売員。黒いキャップをかぶって、灰色のショルダーバッグをかけている、大声で「ビッグイシュー、一冊百元」生活の為に一生懸命販売しています。
ビッグイシュー販売者となった人は1冊100元の雑誌を売れば、半分の50元を収入とでき、ビジネスパートナー、代理店主、自営業者となります。
ビッグイシュー販売者は、IDカード、ロゴ入りベスト、帽子やバッグを身に着けています。
ビッグイシューの原型は1991年にロンドンで生まれました。英国に2誌、世界に5誌(南アフリカ、オーストラリア、韓国、台湾、日本)日本では2003年に創刊しています。
世界のストリートペーパー・ネットワークを生かした国際記事や、旬の映画や音楽、アートなどのエンターテイメントなど、ハード・ソフト、率直さと楽しさをあわせもつ、今を生きる市民の雑誌です。
台湾では2010年4月1日に『大誌雜誌ダーチッ.ザッツ』を創刊しました。
ビッグイシューは市民が市民自身で仕事、「働く場」をつくる試みです。質の高い雑誌をつくりホームレスの人の独占販売事業とすることで、ホームレス問題の解決に挑戦しました。
ホームレスの人の救済ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。
貴方は《The Big Issue》を購入しますか? 私は買い続けます。
ビッグイシュー販売者には、制服、マニュアルはありません。マニュアルではない自然な心を込めた「ありがとう」がさわやかな街角コミュニティをつくっている、といわれています。
また、販売者の姿に励まされる、という声もよく寄せられます。これが《The Big Issue》を買う理由。
自分があるホームレスの人をサポートする“再チャレンジ”応援事業を行っています。そこでは、「生きていくのに本当に必要なこと」が取り上げられ、販売者の目線を持ち、読後「希望をもって」社会に関われる「参加型の雑誌」です。
ホームレス状態の人が路上を脱出するために、ビッグイシューとあなたでできることがきっとあります。