一般に、台湾の梅雨時期は毎年5-6月です。梅雨時期には所によっては一時雷を伴う雨になることも有ります。まれに雨が降らない場合もあります。この時期、亜熱帯高気圧(太平洋高気圧)の影響下に入って高温多湿な気団に覆われます。

そして、春から盛夏の間と、盛夏から秋の間には、中国大陸東部から日本の東方沖に前線が停滞することで雨季となります。

漢字表記「梅雨」の語源としては、この時期は梅の実が熟す頃であることからという説や、この時期は湿度が高くカビが生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、これが同じ音の「梅雨」に転じたという説、この時期は「毎」日のように雨が降るから「梅」という字が当てられたという説があります。

中国では、古くは「梅雨」と同音の「霉雨」という字が当てられており、現在も用いられることがあります。「霉」はカビのことであり、日本の「黴雨(ばいう)」と同じ意味です。

台湾の梅雨時期の気温は、雨が降っている時は25度前後で、気温はそれ程高くありません。しかし、一度雨が止んで陽が差したりすると、30度程度まで気温が上がり、非常に蒸し暑くなってしまいます。

その他、梅雨の前の時期に水不足が問題になることがある。梅雨の前の時期に水不足が問題は、梅雨が来ると雨がたくさん降って川などが増水するため、梅雨に降水量がしっかりと増えるために解消されることが多いです。

また、台湾の梅雨はとても湿度が高くなるため、室内には加湿機が欠かせなく、除湿機が一番必要になる物です。

日本の梅雨より、台湾の梅雨の方が暑さが激しいようです。降水量も台湾の方が少し多いです。理由は、日本の梅雨時期は毎日しとしと雨が降り続くイメージがあり、台湾の場合は大雨になります。

急に陽が差して気温が高くなるなど、天候の変化が激しくなります。激しい天候変化に体調を崩してしまう場合も十分に注意しないといけません。台湾の梅雨時期に来る時に、外出の安全と体調管理はとても大事です。

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